2018年6月26日火曜日

DELL XPS 13 (9370)

PCを新調しました。
DELL XPS 13 (9370)。
2018年1月に発売されたモデルです。

・ディスプレイは4K(UltraHD 3840*2140)
・CPUは Core i7-8550U
・メモリは16GB LPDDR3 2133MHz
・ストレージはPCIe M.2 SSD 512GB

本当はストレージ1TBくらいがいいかなとも思ったのですが、予算をちょっと超えるのと、まぁある程度大きいデータはクラウドなり外部メディアなりに移せばよいのでこんなもんかなと。
「もうちょっと出すと容量が2倍!」みたいな話はキリがない。それに、ローカルストレージにこだわるのはそろそろ止めようかと。


これまで自宅では MacBook Air を使っていたのですが、家族の反応がイマイチなので今回は Windows にしてみました。オフィスワークな会社勤めの奥さんがいる家庭であれば、MacBook を買う難易度が高いという現実がありまして...


XPS 13 というとローズゴールド&アルペンホワイトなモデルが注目されていますが、購入したのはプラチナシルバー&ブラックモデルです。こちらのほうが硬派な感じがすることと、パームレスト部分がカーボンファイバーなので。


ディスプレイはsRGBカバー率100%を謳っているが、ノートPCとはいえ画像や動画を扱うのでむしろ100%でないほうがマズいくらい。どちらかというとUltra HD解像度とコントラスト比1500:1によるメリハリの利いたキメ細かなディスプレイが強み。スマホもびっくりなベゼル幅4mmなおかげで、13インチサイズのディスプレイでありながら従来の12インチクラスのサイズを実現している。無駄がなくて良いよね。


オフィスニーズも狙ってか、それともセキュリティが一般化してきたのか、電源部には指紋認証リーダーが内蔵されていて、カメラも Windows Hello 対応の赤外線カメラ。生体認証で Windows ログインが当たり前にできます。


CPUは Kaby Lake R 世代の Core i7-8550U。
このモデルは vPro が搭載されていないのでこの点がオフィス用途では個人的には致命的。(今回は家庭用なのであまり関係ない)

vPro テクノロジーは一般的にはあまり意識されていないけれど、多くの台数を扱うビジネスユースでは管理上これがあるのと無いのとでは大きな違いになってしまう。特に複数拠点を持ちながら実態としてひとり情シスみたいな中小企業であれば絶対に導入すべき技術だと思う(リモート管理だけでも)。
同じDELLだと Latitude シリーズは Core i7-8650U なので、こちらは vPro 対応ではあるものの、4Kディスプレイモデルがないのが惜しいところ。

TDP 15W の CPU なのでモバイル用途とはいえファンが必要。動画見たり重いExcel扱っていたりすると結構ファンが動作する。
僕は仕事で TDP 4.5W でファン無しの Core m7 のノートPCを使うことがあるのだけれど、この静かな環境に慣れてしまっていると小型のノートPCから音が出るというのは違和感がある。温度についてもやや高めなので、一時期流行ったウルトラブックみたいなPCを使っていた人が乗り換えるとこのへん気になる人がいるかもしれない。

とはいえ、重たいゲームやら3D編集やらをしないのなら十分すぎるスペックなので、とりあえず動作速度で不満を感じることは(僕の用途では)なさそう。


ゲームをやったり、動画をそれなりに扱うのであればもう少しゲーミングPCというか、CPUが良くて、HDDなどの大容量ストレージがあったほうが良いと思う。
XPSは薄さをウリにして、ある程度全方位をカバーするPCなので、処理能力は中庸でありながら、携帯性(≒収納性)と1台完結できる表示能力に力を入れているポジション。


iPhone の Retina Display を見てしまうともうもとに戻れないのと同じく、一度詳細なディスプレイに慣れてしまうと、もうそれ以下には戻れません。Ultra HD な 4K ディスプレイはおそらく今まで体験したことがない人にとっては感動的なはず。

僕は仕事上 QHD+ モデルを使っていて、最初にこのディスプレイを見たときはPCモニタの概念を覆す細かな表示に正直驚いた。いまとなっては一般的な Full HD クラスだと粗さが目立ってしまう気がしてならない。ディスプレイの変更は割高な気もがするも、満足度に与える影響も大きい感じ。


ちなみに、バッテリーの持ちは Ultra HD モデルより Full HD モデルのほうが良いです。
僕はほとんど自宅用途なのでバッテリー駆動時間は気にしていない。外出先でのバッテリー環境での使用が多い場合は Full HD の選択肢も意味があるかもしれない。実際 Ultra HDのディスプレイとはいえ、最大解像度で使うと13インチではミニチュアの世界みたいになってしまうので結果175%くらいで表示しているため、実態としては Full HD とそう変わらないともいえる。
DELLのビジネスラインである Latitude では過去一度QHD+を出していながら現行モデルにはUltra HDモデルがないことからも、オフィス用途ではこの手の表示にお金を払う人は少なくて、バッテリーが重視されるケースが多いのだと思われる。


接続端子がこれまでの USB Type A ではなく USB Type C のみなので今までのマウスなどは直接は接続できない。でも大丈夫、変換アダプター同梱なので既存の資産が全く使えないということはない。2つ以上必要な場合や外出が多い人は Bluetooth マウスなどを買ったほうが幸せになれるかも。


僕はベンチマークはあまり気にならない人なので、パフォーマンスがどうかよりも、見た目が気に入るかとキーボードや画面などの人間の感覚に訴える部分がどうかというところを重視している。

今回の XPS はUltra HDディスプレイによるキメ細かな表示、キーボードもまぁまぁの打鍵感。DELL の過去世代よりも Enter キーや Backspace キーが少し大きくなっているので文字は打ちやすい。Macbook Air ではトラックパットにそもそもボタンがないので慣れてしまっているつもりだったが、Windows でこれまで使っていたノートPCには2つのボタンがあったため、ボタンのないXPSは意外や慣れるのに時間がかかった。


しかし、こうして買い替えてみると、極太ベゼルなど古い印象はあるものの、全体として MacBook Air は色あせない優れたデザインだと改めて思う。ベゼルだけ狭くしたらいまこのデザインのまま出てきても十分に洗練された印象。さすが Apple はいいものを作るなぁ。

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