2019年3月31日日曜日

G Suite と Office 365 の併用はできない?

僕が働いている会社では G Suite を使っているのですが、外部との連携だとか Office のライセンス管理だとかが楽になりそうなので Office 365 を評価し始めています。

Office 365 はいわゆるオフィススイートをライセンス管理できるので、うちみたいにPCをすべてリースで調達しているようなところだとライセンス管理がしやすくなって良い気がしています。

中小企業であれば Office 365 Business Premium をベースに、営業部門などの外部持ち出しする端末などは Microsoft 365 Bsuiness 入れると管理が楽になりそう。

いまや大手企業のサプライチェーンである中小企業を踏み台に大手を狙うなんてことも増えているので、中小企業だからといってセキュリティがいい加減、というわけにもいかなくなりつつあります。

とはいえ、中小企業の悲しいところで技術的・経済的に限界があるため、今後はこうした基本的なものがパッケージ化されているスイート製品を中心に安全管理をいかに効率的にやっていくかが問われてくる気がしています。

あまりバリバリにやってしまうと、担当者が変わった(もしくは退職した)なんてケースが発生すると既存のシステムが維持できないなんてことにもなりかねませんから、できる限り一般的な方法で安全性を確保したい。

で、取り急ぎモバイル端末などの制限をチェックしていたら、なかなか面倒な事態に気づくことに...


iOSのモバイルデバイス管理ではプロファイルを一つしかインストールできないため
G Suite 側でデバイスの管理下においている(Google Apps Device Policy Payload Profile が
インストールされている)端末は Office 365 のプロファイルを入れることができないっぽい。
ちなみに逆もしかり、Office 365の Management Profile が入っている状態だと G Suite は追加できない。
 ...これでは G Suite から Office 365 の併用ができないじゃないか。



会社支給の携帯電話は基本的に iPhone なので、モバイルデバイス管理ができないと企業データの配信が端末にできない。

競合する設定があった場合の動作をどう評価するなど、複数のものを入れることができない理由はあるにせよ、クラウドファーストを考えているこの時代に、複数のサービスが使えないのは痛い。

おそらく、どちらかの仕組みをベースに SSO を駆使すれば行けそうな気がしないでもないけれど、移行のためにそんなシステムを組まなくてはならないのでは本末転倒。移行されている会社さんはどういう対応をしているのだろうか。


移行だけでなく、併存することも視野に入れていたのに、さっそく詰まってしまった。
MSはいろいろとサポートしますとかの営業電話がかかってくるけれど、こちら側が知りたい情報がなかなか降りてこなくて、結局はこちらが都度都度契約下にあるサポートを使って解決している状況。


こういうのって金払ってベンダーさん入れろってことなんですかね。
中小企業あたりだと社内の人がそれなりに頑張ってやっているところ多いと思うので、体系的な情報開示があるとありがたいのだけれどなぁ。

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