2019年5月10日金曜日

イオンカードセレクト

最近イオンカードを使い始めました。

これまで20年くらいいわゆるT&Eカードをメインで使っていてそれに不満は全くないのですが、いまでは家族カードも含めて家計口座からダイレクトに引き落としされるカードになっているため、個人的な利用と家計で管理するものを分けたいなと思っていました。


我が家は昔ながらのお小遣い制なので、個人的な利用で家のカードを使うと家計口座にキャッシュバックしておかないとならないという超面倒な手続きもあるため、だったらいっそカード分けてもよいかなと。


隠れて利用するものでもないですし、ミエを張るカードを持ちたいわけでもないため今回は実用重視。価格に見合うなら年会費払ってもよしとはいえ、国内や海外の傷害保険に関しては既存のカードで十分ですし、カードラウンジやらなんちゃら割引なども重複してほしいとは思わないので、結果年会費無料のカードでもよい感じです。


そうしてみると、僕にとっての実用性というのは「使える場所が多い」「少額なシーンでも使いやすい」「電子マネーがついている」あたりが大きいという結論です。


で、今回申込みしたのが「イオンカードセレクト(MasterCard)」でした。


1枚でクレジットカード、銀行のキャッシュカード、プリペイド型電子マネー(WAON)を兼ねていて、ポストペイ(後払い)型の電子マネーであるiDもついているので、コレ1枚持っていれば何枚も機能別にカードを持たなくてもよいというのがありがたい。


ちなみに、ほかに検討したのが有名どころの楽天カードとYJカード(ヤフーのカード)でした。

前者はまぁ定番の無料カードですし、後者は最近「Tポイントカードはございますか?」と聞かれることが多いので。


そこでよくよく考えてみると僕はあまり楽天で買い物せず(Amazonが多い)、楽天ポイントカードはアプリで代用できそう。YJカードのTポイントも同じ感じです。
そもそもいままであまりポイント付与を気にした生き方をしてこなかったので、むしろ囲い込みされることのほうを窮屈に感じてしまうタチでもあります。

ただ、ポイントそのものについてもイオンカードセレクトはWAONオートチャージを設定してWAONで払うと1%の還元率になるので悪くないと思います。

で、いろいろと1枚にまとめようということを優先するとコレ一択に落ち着きました。



僕の想定利用シーンは、ちまちまとWAONとしての利用して、ちょっとした買い物でカード払いするくらいです。キャッシング不要(そもそもキャッシュカードとしての機能がある)、限度額も発行時の50万円もあればそうそう足りない事態にはならないでしょう。(コレは残念なことだけど)


で、使ってみると

「こんな便利なもの早く1枚くらい持っていればよかった」

という感じでした。


まず、財布がかさばらない。
僕は財布がかさばるのが嫌で、ふだんはキャッシュカードを持ち歩かないくらいなのですが、プリペイドかつクレジットカードかつキャッシュカードが1枚なのので十分許容範囲です。(1枚別のカードがリストラされました)

次に気軽に使える
我が家の家計システム上少額支払をカードでしまくると、家計の口座に戻すのが面倒なので結局現金で支払うケースが多かったのが、とりあえずイオン銀行に現金入れておいてクレジットかWAONか使えるほうで支払うなんてことが気軽にできます。
といっても最近は Pixel 3 の Google Pay での WAON 払いがメインになってきているので、今後ますます電子マネー化が進むと、カードそのものが要らなくなりますね。

ときどき得する
イオン系列のスーパーだと20日と30日は5%オフなのでまとめ買いするといいかも。ただこれ、単なるWAONカードのWAON払いでも受けられる特典なので必ずしもクレジットカードであるイオンカードならではのメリットではないですな。カード提示して現金で払うくらいならカード払いしたほうが楽ですし。誕生月はもうちょっと大きい割引出てきたりします。



僕は勤め先の会社の事情もあって、会社カードを2枚と個人で申し込んだカードが1枚の計3枚ほどのT&Eカードを持っているのですが、ふだん使いの使いやすさに関してはイオンカードセレクトのほうに軍配が上がる感じです。

20代の会社員でふだんはイオン系列でお買い物、家賃もカード払いなんて人は1年間で相当ポイントがたまったり割引を受けることができるはず。
もちろん家族が増えて生活費が増えても同じではありますが、年齢とともにT&Eカードが便利だなと思うシーンも増えてきます。仕事で空路をよく使う人はラウンジ使えるカードが1枚あってもよいかもしれません。

アメリカンエキスプレスは1枚のカードで2名までラウンジが使えるので、年間10回以上空路の出張があるケースの人は持っていてもいいかも。
ゴールド系を持っていない部下と出張行っても一緒にラウンジで休めたり、時間調整しつつ仕事はかどりますので。

帰省に空路を使うかどうか、全国を飛び回る仕事をしているかどうか、洒落たレストランでの食事が趣味か、ショッピング保険などの請求を厭わないか、といったライフスタイルの違いで、高額な年会費が実は割安(元が取れる)になることもあります。

空港のフードコートでソフトドリンク頼むと250円とか取られますが、ラウンジだと原則無料です。


若いうちは出張時の時間の選択肢は少なく上司を差し置いて優雅にラウンジというわけにもいかないでしょうし、そもそも会社がチケットを手配してくれる(立替ではなく)ことも多いはずなので利用付帯の国内傷害保険は役に立たないことも多いため、ステータスというものに年会費を支払う満足度が感じられなければ高額な年会費のカードは使いこなせません。
もちろん、見栄というものは人間を成長させる一つの要素でもあるので、自分への投資があってもよいと思います。何でもかんでも実用だとかコスパだので考えるのは味気ないので。


今回イオンカードセレクトを持ってみて、そういう世界観とは全く異なる、まさにふだん使いのカードとはこういう感じなんだなという気がしました。

もちろんクレジットカードである以上、お金に関する最低限度のリテラシーが必要ですし、比較的緩めと予想されるものの、支払能力(お金に関する信用力)の審査もされます。定期的な収入がある程度あれば発行されるようですので、最初の1枚にはいいかもしれません。

また、ふだんはゴールドやプラチナをお持ちの人でも、クレジットカード機能付きWAONとして使うのもありだなと。コンビニなどの少額決済に便利です。残高減るとオートチャージなので現金払いでときどきおつりが99円になってしまうような事態から解放されます。

日本も政策として電子マネー比率を上げていくことを推進するっぽいですし、いまのうちに気軽につかえるカード何枚かそろえておいてもよいかもしれませんね。

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